沖縄国際大学 総合文化学部 英米言語文化学科 里 麻奈美 研究室

研究内容

Research areas

視線が映す思考の働きと事象の捉え方

視線が映す思考の働きと事象の捉え方

身体運動が思考と言語に与える影響

身体運動が思考と言語に与える影響

危機言語と動詞先行型言語(タロコ語・トンガ語・カクチケル語)

危機言語と動詞先行型言語(タロコ語・トンガ語・カクチケル語)

視線が映す思考の働きと事象の捉え方

「目は口ほどに物を言う」という諺がある様に、目は内面を映す鏡と言えるでしょう。視線は、人の興味・関心・注意・意図などを反映するので、視線計測装置を用いて視線の動きを正確に計測し、①世界の捉え方(事象認知順序の特性)、②視線から得られた情報を言語と結びつけるまでの思考の流れ(言語産出の過程)、③言語から得られた情報を視覚情報と結びつける思考の流れ(言語理解の過程)を科学的に解明することが可能になります。

    この研究に関する競争的資金:
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B):19H01263 】 (研究代表者)
     「動詞先行型危機言語と日英語から見る身体運動・言語・認知の関係とその普遍性」
  • 【日本学術振興会科学研究費 若手研究(A):16H05939】(研究代表者)
     「動詞先行型危機言語の場面認識・記憶に関わる認知メカニズムの解明」

身体運動が思考と言語に与える影響

思考と言葉の結びつき、言葉の意味解釈や評価の仕方は、どのように揺らぎ、どのように変化しているのでしょうか。人間が蓄積している言語知識は、身体化された認知能力(運動感覚・五感・視点の取得)に深く根ざしています。そこで実際の身体運動が思考と言語に与える影響を探り、言語と思考を司る認知メカニズムの解明を目指しています。

    この研究に関する競争的資金:
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B):19H01263 】 (研究代表者)
     「動詞先行型危機言語と日英語から見る身体運動・言語・認知の関係とその普遍性」
  • 【日本学術振興会科学研究費 若手研究(A):16H05939】(研究代表者)
     「動詞先行型危機言語の場面認識・記憶に関わる認知メカニズムの解明」

危機言語と動詞先行型言語(タロコ語・トンガ語・カクチケル語)

現在、高齢である話者を失い、危機言語が急激なスピードで消滅しかけている中で、危機言語の保存と継承はさし迫った課題となっています。動詞先行型を持つ危機言語を対象としたフィールドワークを通して、心理言語学・認知言語学実験による実証的データから、人間の言語/認知の普遍的特性・個別的特性の解明に取り組んでいます。

    この研究に関する競争的資金:
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(B):19H01263 】 (研究代表者)
    「動詞先行型危機言語と日英語から見る身体運動・言語・認知の関係とその普遍性」
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(S):19H05589 】 (研究分担者) (研究代表者:東北大学 小泉政利)
    「OS 言語からみた「言語の語順」と「思考の順序」に関するフィールド認知脳科学的研究」
  • 【日本学術振興会科学研究費 若手研究(A):16H05939】(研究代表者)
    「動詞先行型危機言語の場面認識・記憶に関わる認知メカニズムの解明」
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(A):15H02603 】(研究分担者) (研究代表者:東北大学 小泉政利)
    「OS 言語の談話処理メカニズムに関するフィールド心理言語学的研究」
  • 【日本学術振興会科学研究費 基盤研究(S):22222001 】 (研究分担者) (研究代表者:東北大学 小泉政利)
    「OS 言語の文処理メカニズムに関するフィールド言語認知脳科学的研究」
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